新田が1年ほどAnkerMakeを使ってみて直面したエラーとその解決方法の備忘録です。
サポート面がきたない
サポートがくっついている面は滑らかな処理になりにくいです。滑らかな処理を目指したい部位はなるべくサポートを必要としないよう、オブジェクトの回転や、パーツを分けることで解決しました。
ノズルが詰まる
自分は古いフィラメントを使用したときに起こりました。
公式の動画(https://www.youtube.com/watch?v=Cd-Kq29pkbg)に従っても詰まりが解消されず、フィラメントより少し細い丈夫な針金で押し出したところ脆くなったフィラメントが取れて解決しました。
ヒートベッドが滑る
ヒートベッド(オブジェクトが印刷される板部分)にうまくフィラメントが溶着せず、途中で滑って外れる現象です。
解決法
ベッドを掃除する
ほこりや、前回のフィラメントの残留が原因で滑ることがあります。スクレイパーなどで清掃してから使うとエラーになりにくいです。
ヒートベッドが賞味期限切れ
ヒートベッド(PEIプレート)の表面が終了すると滑るようになってしまいます。自分の環境では8ヶ月ほどで交換しました。
AnkerMake M5 専用マグネットヒートベッド (PEIプレート)
フィラメントが劣化する
フィラメントは湿度に弱いです。もろくなってしまったフィラメントは詰まりを誘発するので、使い切ってしまうことを推奨します。
フィラメントは購入するとビニールでラップされているので、使うまでは開封しないことで劣化を防げます。
筆者環境でよく使用しているフィラメント
サポートの溶着が強すぎる
構造によってサポートの溶着が強すぎ、手で剥離できないことがあります。
- オブジェクトを回転してサポートが取れやすい位置を探る
- 無理のない印刷のためにパーツを分ける